VNC 4.0 をxinetd 経由で起動させる

VNC 4.0 のRPM ファイルを作ってみる(RHL9 用)RHL9 にインストールしたVNC4 を使ってみる の続きです。
これまでのアレコレで、コマンドラインからVNC サーバを起動させれば、"VNC Viewer" で接続できることが確認できました。起動させたユーザで


$ vncserver -kill :1

とか実行しない限り、そのユーザでログオフしたとしてもVNC サーバのセッションは残ったままになるので、こういう使い方はベンリかも。
それはそれとして、ここまで出来たのだから、xinetd 経由でデーモンとして接続を待つ設定に出来れば更に手間いらずでラクが出来そうです。こういうちょっとのラクの為のたくさんの苦労がイイのです。


今回は、以下のサイトの記述を参考にしました。ありがとうございます。

それで…色々と設定のあちこちをつつき回したのですが、どうにも上手くいきません。どうにかこうにか、「灰色のX ウィンドウのウィンドウ」 が開くところまではきたのですが、これ以上進めそうにありません。RealVNC のFAQ によるとどうやら適切なウィンドウマネージャの起動に失敗した結果、かような画面になっているのだ、とあるのですけど、vncserver での起動ならちゃんと"~/.vnc/xstartup" 読み込めているのに、何故だ。分からない分からない。というわけでここら辺が限界っぽいです。ま、セキュリティ上のアレコレもあるから、SSH で繋いでから手動で起動する、というやり方でも充分かな。と言い訳もしつつ。折角なので設定も書いておきます。
"/etc/services" と"/etc/X11/gdm/gdm.conf" を上記サイトの記述に従って修正、あとは"/etc/xinetd.d/vncserver" というような名前で


service vncserver
{
disable = no
flags = REUSE
socket_type = stream
protocol = tcp
port = 5952
wait = no
user = foo
server = /usr/bin/Xvnc
server_args = -inetd -query localhost -once -geometry 1024x768 -depth 24
log_on_failure += USERID
}

とかいて、xinetd を再起動。"/etc/X11/gdm/gdm.conf" の記述をもう少し突き詰めたら何とかなるような気もしますが、気がするだけなので気にしないったら気にしない。