iPod のバッテリー

今ウチで使っている第3世代iPod は、たぶん少なくとも3時間くらいはもってくれているので、毎日、あるいは1日おきの充電さえ忘れなければ問題ないのですが、それでもいつかは訪れるであろう充電トラブル、今から取れる対策を考えてみた。
たぶん一番ローリスクなのはアップルの「AppleCare Protection Plan for iPod」。iPod 購入から1年間の保障期間中に加入すれば、さらにプラス1年、合計2年間の修理保証が約束されます。ハード全体の保証なのでバッテリー以外の故障にも対応しているのがポイントです。というわけでこいつは7,140円(アップルストア価格)。iPod は去年の年末に買ったので、加入するなら今が最後のチャンスっぽい。
もし1年以上経過していて、どうにもバッテリーのもちが悪いなあ、と感じだたらアップルの「iPodバッテリー交換サービス」。いくつか条件がありますが、不具合の原因がバッテリーにのみあると判定されれば、新品のバッテリーに交換してくれます。と理解していたのですがよくよく見てみれば、「AppleCare修理サービス - iPod」 の「修理に関するご注意とお願い」 には「新品のiPod に交換」 とありますね。で、実質本体交換だけどバッテリー交換のお値段は15,750円。納期は1週間程度。古い世代のiPod も交換部品として保持してるのかなあ。
一番ハイリスクだけどもっともローコストなのが自分でバッテリーを交換する方法。Wired News の記事によると、NewerTech Technologies のバッテリーに交換すると再生時間が延びた、そうです。けどこのバッテリーは初代と第2世代用。第3世代は薄くなった分、大きなバッテリが積めないみたいでこれしかない。海外からの注文も対応してくれるみたいなので、送料・関税とか考えても安いかもしれない。iPod を傷つけずに開けるナイロン製のツール がついてるのが良心的。中を開けるのに抵抗ない人はこれを。もちろん、中開けると保証が切れます。
iPod の中身を一旦消去すると再生時間が延びた、というのも興味深い話です。
本当に最後の手段は…新しいのを買う、かもしれない。iTunes のデータさえ破壊されてなければ、そのまま移行できるはず。
あと、1年保証などでの修理でアップルストアなんかに持って行くと即良品交換になったりするので、可能であればiPod の中身を完全に消去してからのほうがよさそうです。それすらできないくらい壊れてる、かもしれませんけど。
(2005/01/15 19:54 追記)
3G 用のバッテリ交換キットを見つけたのでリンク。分解方法も写真入りでわかりやすい。

結局、「AppleCare Protection Plan for iPod」 は購入しないままに1年が経過。単純にバッテリが死んだだけならこういうキットを使っても良いかも。