EQ2 で公式RMT サービス提供

MMORPG にRMT(リアル・マネー・トレード。ゲーム内の通貨やアイテムを現実のお金で売買すること) はつきものですが、EQ2 ではRMT を公式サービス化することにしたようです。ユーザは、RMT を許容するか拒絶するかの選択が可能で、RMT が可能なサーバ、不可能なサーバに分けられるようです。
RMT は普通、規約で禁止されたりしていますが、公式に認めずとも裏で売買されるのが常で、運営元には一切お金が入らないかわりにユーザサポートだけが増えるくらいならいっそ認めてしまおう、という事情があっての試みなのでしょう。
EQ2 は(特にグラフィック面がネックで) あまりやる気になれず、さほど興味もないので、ふーん、という感じなのです。
ところでこのRMT はどういった人間がやっているかという問いに対する答えのひとつとして、MSN-Mainichi INTERACTIVE記事 が参考になると思います。RMT を利用する際には、こういったことをよーーーく念頭においておいたほうが良いです。
憶測で物を言うのも問題ですが、聞くところによると、彼らは生活がかかっているため、ゲームに対する必死さが一般プレイヤーのそれとは全く違うらしいです。よく言われる狩場独占、他のプレイヤーに対する迷惑行為などなど…。
みすみす第3者にお金を儲けさせるくらいなら、公式に認めてサービスとしてしまったほうが良いのかもですね。あと、規約で禁止をうたうくらいならば、RMT 利用ユーザに対する厳正なる処置を望みます。RMT しているプレイヤーを運営側に申告したプレイヤーにはお咎めナシ、とかやったら根絶できるような気もしますけど。GM 負荷が高まるだけだから現実的ではないか。

現在プレイ中の「大航海時代Online」 にも、それっぽいプレイヤーキャラクターは散見されますが、ゲームデザインがあまり他者の影響を受けないようになっている(PK 海賊はまた別) のと、ゲーム内の所持金稼ぎが比較的やりやすいこともあって、RMT 相場もかなり安めです。お金稼ぎがしにくい「FF11」 と比べると、1/10 くらい。現役だった頃はもっと高レートで、その頃と比べると1/50 くらいですね。
なんてことを知ってるのは別にRMT 常習者だったからではなく、FF 引退にあたり、退職金代わりに所持金を全部売ってしまおうか、と思っていたからでした。辞めるなら規約も関係ないしね。でも結局それは実行には移されず、高価な装備品の購入代金に消え、そのままフレンドにあげて引退、でした。
ゲーム内の遊びにリアルお金まで投入して必死だねぇ…、というのが私のスタンスです。
FF の話が出たのでついでに。なんか、DDoS 攻撃くらってるみたいですね。どうやら今も攻撃が続行中だとか。

現在プレイ中のヒトの話によると、ログオフしたら再度ログオンができないなど、プレイに支障が出たりしているようです。タイミングの悪いことに、クライアントソフトのバージョンアップがあったみたいなので、パッチダウンロードは地獄かも…。サービス開始当日のリロードゲームを思い出します。