「バタフライ・エフェクト」 DVD 買った

わざわざ映画館まで行って観て、「DVD でもう一度観たい」 とまで言っておきながらなんとなくDVD はスルーしてました。最近は少し待てばすぐ廉価版みたいなのが出るしね。が!! 劇場公開版とは異なる、もうひとつのエンディングが収録されたディレクターズカット版も同時収録される、ということに気づき、あぁこれは廉価版には付かないかも、と思ったので急遽Amazon で注文、数日待たされた末、ようやく到着。
B000AM6R00 バタフライ・エフェクト プレミアム・エディション [DVD]
なにげに劇場公開版はdts も収録されてるのがよい感じです。
全部を見返すのは時間的に厳しかったのでチャプター飛ばしながらちょいちょいとつまみ食い。もうちょっとチャプターのポイントを増やして欲しかったかも。
DVD2枚組みのこの映画、都合4種類のエンディングが収録されています。

  • 劇場公開版
  • ボツエンディング2種
  • そしてウワサの、ディレクターズカット版エンディング

4つ観てみて、あぁ確かに劇場公開版のが一番落ち着くわ、という気がしました。ディレクターズカット版は、これまた別の意味でしっくりはするのですがどうにも居心地が悪いというか落ち着かないというか、そりゃそうなのかもしれないけど...というような感じ。でもDVD 買った甲斐があったというものです。
結構衝撃的なシーンとかがある(特に前半) ので、見るのも体力は要りますが、変わった脚本の映画とかが好きなヒトにはかなりオススメです。
6年もかけてこの脚本を書き上げた監督の2人は、あちこちの映画会社からのオファーがあったものの、自分たちでメガホンをとることにこだわったためか、かなり低予算で映画を撮らざるを得なかったようです。そのため、「お金がない分、スタッフの努力でカバー」 という作り方が随所に施されているようです。まさかコンピュータ制御のモーションコントロールカメラを使わず、ストップウォッチで計測しながらの人力モーションコントロールであのCG 合成を行っていたとは...。「それでも1/10 秒程はズレたけどね」 とこともなげに笑う撮影監督にホレた。全体的に、それほど低予算映画っぽい感じもないのはさすがプロ、ですね。
なんでも続編の製作が決定しているようですが、今作の主人公であるアシュトン・カッチャーは出ないとの事。既に完結してしまった話だし、どういうのになるのやら。