スレッドフロート型メモとしてのGmail をSleipnir から利用するブックマークレット

Gmail の場合、タイトルが同じメールは一つにまとめてくれたりするので、それをスレッドフロート型の自分専用メモにしましょう、というおはなし。確かにこれはベンリだ。
説明文中ではそのメールの宛先としてML システムを使う、とあったので、個人的に使い慣れているgoo メーリングリスト を使用してみます。
gooID の取得が面倒なものの、利用は無料、ML に投げたメールに広告が付けられることはないし迷惑メールが届くようになったり、ということも皆無。ただ1ヶ月に1回はメールを投げるようにしないと消えますよ、という制限があります。
で。この一連の動きを簡単にやるために、Gmail This! を利用します。

今見ているページの必要な部分を選択した状態でこのブックマークレットを呼び出すと、その選択した部分とそのページのURL をメール本文に、ページのタイトルをメールの件名に入れた状態でGmail の新規作成ウィンドウを表示してくれます。任意のメールアドレスを宛先に指定することも可能です。
オリジナルからの変更点としては、Sleipnir で不要なウィンドウサイズ指定などを削ったり、タイトルや本文に"encodeURI" をかけるようにしていたりします。Sleipnir 1.66 のアドレスバー拡張メニューと普通のお気に入りから実行できることを確認しています。あと本文や件名でも日本語が使えることも確認しています。


javascript:popw='';Q='';x=document;y=window;if(x.selection) {Q=x.selection.createRange().text;} else if (y.getSelection) {Q=y.getSelection();} else if (x.getSelection) {Q=x.getSelection();}popw = y.open('https://mail.google.com/mail?view=cm&tf=0&to=宛先メールアドレス&su=' + encodeURI(document.title) + '&body=' + encodeURI(Q) + escape('\n') + escape(location.href),'gmailForm','');if (!document.all) T = setTimeout('popw.focus()',50);void(0);

あとはGmail で適当に宛先アドレスとかでラベルを付けるようにすれば普通のメールに埋もれることもないし、ベンリに使えるかも。
著作権法上、公開の場に転載するのはマズいけど、でも保存しておきたい文章とか、ちょっとしたメモを保存とかしたいことがあるので、そういうときにベンリかもです。
なお、自動的に転送される本文のサイズには上限があってそれを超えるとエラーになるので、とりあえず新規作成ウィンドウを開いてから必要なテキストをコピーするようにした方がよいかもです。