「ハウルの動く城」 見てきた

スタジオジブリ の劇場アニメ、「ハウルの動く城」 見てきました。まだ公開されたばかりなので、チケットを買うにも長蛇の列でしたが、早めに劇場に足を運んで遅めの時間を指定したので、比較的良い席で観ることができました。最近の映画館はチケット発券時に座席指定してくれるのがありがたいですね。昔は良い席で観るためだけにひたすら映画館で無為に時間を過ごしたりしないといけなかったわけですし。
さてさて、2時間弱の映画を観てまず出た言葉が「とても面白かった」。あと2回くらい劇場で観ておきたいくらいの勢いです。
木村拓哉演じる主人公ハウルはかなりピッタリな感じです。当初から木村拓哉に声をあててもらうことを前提に作っていたのかと思いきや、実際に収録してみて初めて、「ハウルってこういう人だったんですね」 と監督が言った、とパンフレットにあったので、結構適当(失礼) だったのだなぁ。技術的にどうこう、ってのは評価できないですが、「とても合ってる」 と感じました。また、ソフィー役の倍賞千恵子は当初かなり微妙な違和感を感じたのですが、そういう部分も含めてこういうキャラ、と思えばそうかも、と。徐々にしっくりとしてきますし。他のキャラクターの声も俳優畑の人達で固めているわけですが、特にダメ、とかは思わなかったです。
今回、青空、雲、雨雲、夕焼けなど、空の描写が素晴らしいです。新海誠さん 的な描写というか、というとジブリの人に怒られそうですが、高い山の上に登ったときに感じる、空の凄み、怖さ、などが表現されてたと思います。
「もののけ姫」、「千と千尋の神隠し」 より前の、昔のジブリっぽさをそこかしこに感じました。やっぱり宮崎駿ならばこういう方向性で行くのが大正解、と思います。
お話的には、反戦、とかに露骨さを感じでイヤになるヒトもいるでしょうけど、「イノセンス」 と同じく、「家族」 がテーマなのかなと。とても今の時代的なテーマだと思います。
というわけで、かなりオススメ。大人から子供もまで、楽しく観られると思います。デート映画としても外さないと思います(チケットはあらかじめチケット売り場に行って良い席を確保しておくのが吉)。
とりあえずサントラと関連書籍を買おうと思ったのだけど、パンフレットにも紹介されてる「THE ART OF ハウルの動く城」 はamazon では扱いがないみたいなので、リアル本屋で買ってくることにします。

ハウルの動く城 サウンドトラック
久石譲
徳間ジャパンコミュニケーションズ (2004/11/19)
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通常24時間以内に発送
おすすめ度の平均: 4.5

5 発売が待ち遠しい
4 わくわくさせられっぱなし。早く見たいっ!聴きたいっ!

(2004/11/26 12:33 追記)
amazon で扱いが始まりました。書影も載せて欲しいなぁ。
(2004/12/05 14:03 追記)
書影が付いていたので差し替え。重いしかさばるので、amazon で注文したけど現在品切れ中。

The art of Howl’s movingcastle―ハウルの動く城
スタジオジブリ
徳間書店スタジオジブリ事業本部 (2004/11)
売り上げランキング: 264
在庫切れ
おすすめ度の平均: 5

5 大満足まちがいなし
5 とてもきれいです。
5 これは買い!

(2004/11/30 19:19 追記)
フィルムでなく、デジタルなので画質が良いという、DLP Cinema 上映館情報。