chkrootkit のSRPM からRPM を作る

典型的な(既知の) rootkit を検出できるchkrootkit をインストールしてみます。
現時点での最新版は"chkrootkit-0.45.tar.gz" です。当初、例によってRHL9 用の最終バージョンのSRPM("chkrootkit-0.44-0.fdr.2.rh90.src.rpm") を拾ってきてSPEC ファイルを抜き出し、適当にRPM ファイルを作ってみたのですが、その後fedora extras にRPM を見つけたので、なんとなくこっちに切り替え。SRPM 拾ってさくっとビルド。


# wget http://ftp.kddilabs.jp/Linux/packages/fedora/extras/4/SRPMS/chkrootkit-0.45-3.src.rpm
# rpmbuild --rebuild --target i686 chkrootkit-0.45-3.src.rpm
# rpm -Uvh /usr/src/redhat/RPMS/i686/chkrootkit-debuginfo-0.45-3.i686.rpm

とりあえずの使い方は、


# /usr/sbin/chkrootkit

でズラズラっとでてきます。
本来ならcron で定期的にチェックするようにしたり、安全が確認できている(インストール直後とかの) 状態の各種コマンドをFD とかCD-RW とかにコピーしておいて、チェックするときはそれを使う、とかしないといけないようだけど、とりあえず今日はここまで。