「F-Secure Internet Security 2007」 試用中

「Kaspersky Anti-Virus 6.0」 試用中」 を書いてから暫く試用していたのですが、(そういう設定にしているとはいえ) 1時間おきぐらいにFDD がガガガッとなるのとか、微妙に常に重くなった感じがするのに耐えられなくなり、別の物を試用してみようかと思って目にとまったのが「F-Secure Internet Security 2007」。日本のサイトだとまだ2006 ですが、海外サイトだと2007 の試用版がダウンロードできます。

インストール画面は英語ですが、インストーラ自体は日本語で表示することもでき、最終的にインストールされるモノも日本語化されています。
インストーラは「F-Secure Internet Security 2007」 と「F-Secure Anti-Virus 2007」 で共通で、インストール時に選択できるようになっているため、最初は期限切れの「Outpost Firewall Pro」(3.0.543.5722 (431)) との競合を避けるために「F-Secure Anti-Virus 2007」 のみをインストールしたのですがどうにも上手く動かない。具体的にはFirefox とかが起動しなくなったり。
どうにもならないので「Outpost Firewall Pro」 と「F-Secure Anti-Virus 2007」 を両方ともアンインストール後、「F-Secure Internet Security 2007」 をインストールし直してまぁ割とちゃんと動いているっぽい。そうそう、「スパム防御」 を有効にしているとメールの受信に異常に時間が掛かるため、今のところは無効にして運用中。スパムメールとか殆ど来ないのでまぁこれはこれでいいかなーと。たぶん「インターネットのクエリを利用して検出率(RBL) を向上する」 のチェックを外しておくだけでも良いかもしれない。
インストーラに含まれる定義ファイルがかなり古いモノらしく、インストール直後の定義ファイルのアップデートは10分以上掛かると思われるので気持ちに余裕を持ってインストールに望んだ方がよいです。アップデート中はタスクトレイのアイコンにプログレスバーみたいなモノが付いているので、よく見れば分かるかも。
最初に1回フルスキャンを行い、後は週1回スケジュールスキャンする設定にして2週間ほど経過、特に問題はないです。
ファイヤウォールは[高] にして勝手にネットに繋ぎに行くアプリケーションがある場合は警告ダイアログを出すようにしています。この辺はOutpost の方が慣れているのだけど、仕方なし。デフォルトではWindowsファイル共有のポートは閉じられているので、自分で開ける必要があります。この辺もOutpost の方が…、いや言うまい。この辺の設定方法を見るに、あまり初心者向けを意識した製品ではない、と思います。