Firefox2 に移行してみた

Get Firefox

拡張機能とかが出揃うまでもうしばらく様子を見ようかなー、とか考えてたのにどうにも気になって気が付いたら移行完了してた。いくつか強引にやってしまったところもあるけど、意外とすんなりアップグレードできました。というわけでいくつか簡単にまとめ。


Firefox 自体は既存のFirefox のフォルダに上書きインストールしても良いと思いますが、インストール前に現在のプロファイルは念のためどこかにバックアップしておいたほうが良いです。通常であれば、


C:\Documents and Settings\「ユーザ名」\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles

以下にフォルダが一つあると思うので、これを丸ごとコピーしておけばOK です。
で、プロファイルは流用せず、新たに構築しなおしたほうが良いです。最初はそのまま上書きして上手く行ったように見えたものの、オプションの表示が崩れたり、何度入れなおしてもちゃんと動かない拡張機能などがあったりしてどうにもならなかったので。
今回、比較的安全確実な、新規プロファイルを作る方法が分かったので書いておきます。インストール完了後、Firefox は起動させずにインストーラを終了、Firefox のショートカットのプロパティを開き、"...firefox.exe" の後に" -p"(半角スペース ハイフン P) を追加してOK を押します。で、このショートカットを実行、以下のようなウィンドウが開きます。
firefox_profile1.png
右側に表示されているのが既存のプロファイルです。で、[新しいプロファイルを作成...] をクリック。
firefox_profile2.png
[次へ] をクリック。
firefox_profile3.png
プロファイル名は分かりやすい名前を付けておくと良いです。今回は"firefox2" と付けてみた。実際にプロファイルを保存する場所を変えたい場合はこの段階で指定しておいたほうが良いです(あとで移動させると色々とややこしい)。で、[完了] をクリック。
firefox_profile4.png
再度プロファイル選択画面になるので、[Firefox を起動] をクリック。Firefox が起動し、プロファイルが作成されます。
最後に、もう1度ショートカットを開いて" -p" の後に今作ったプロファイル名(今回の場合は"firefox2") を書き足しておくと、ショートカットから起動した際にこのプロファイルを使用してくれるようになります。
firefox_shortcut.png
で、あとは必要な機能拡張を入れたり、必要ならば前のプロファイルから必要なファイル(ブックマークとか) や"prefs.js"、"user.js" の必要な部分を移植したりして、大体のところは移行できました。
というわけでMR Tech Local Install で取得した現在の拡張機能一覧。

殆どは既にFirefox 2 に対応していたので、その辺はラクだったのですが、Copy URL+ が引っかかったので、MR Tech Local Install の機能でバージョン制限を無視して強引に入れてみたところ、ちゃんと動いているっぽい。
他は、Find Toolbar Tweaks とWeb Search Pro の設定画面が開けない、とかもありますが、"prefs.js" に必要なものをコピペしたのでとりあえずは困ってないです。
で、数時間かけて移行してみた感想ですが...、とくにナニが変わったようにも思えず(えー)。強いて言えば、タブの切り替え時に一瞬待たされてたのが微妙に短くなった、かもしれない。
最後に、参考にさせていただいたページ。ありがとうございます。

(2006/10/28 21:57 追記)
コメント欄で教えて頂いたプロファイル関連のまとめ。ありがとうございます。

(2006/10/30 00:00 追記)
「Find Toolbar Tweaks 1.0.1」 で設定画面が開けるようになったことを確認しました。ありがとうございます。