Xbox360 とリッジレーサー6 でハイデフ体験

といいつつ今のところは幾度もネタにしているシャープ製X68000 シリーズ用ディスプレイテレビCZ-614D と、本体に同梱のD端子ケーブルのビデオ出力を繋いでいるのでハイデフ以前ですが、まあそれでも精細感はあるかなー、と。一応音は光接続したのでサイドバイサイドも音で分かったりしてます。
とりあえずは順序を追って軽くレポなど。とその前に基本はこの辺でおさえときましょう。

恒例の分解レポ。

開封と接続、登録あたり

まず箱を開けて出てきたのはXbox360 本体。白い袋に入れられており、袋には各言語で「ようこそ」 と書かれています。コントローラや電源ケーブルを入れている袋全てに同様の趣向が凝らされており、細かいことだけど手間隙かけてるなぁ...という気がしました。全体的に「お金かけてる感」 があるというか。
Xbox360 本体は意外に小さく、軽い印象。その代わり、ウワサのAC アダプタは巨大、そしてAC ケーブルが太く、硬く、そして微妙に短いので、ちょっと取り回しがしづらいです。
とりあえず仮置きで動作チェック。以下の注意事項も熟読しておきましょう。とりあえず、ディスクトレイのフタには透明のシールが貼ってあり、このままだと絶対にトレイが開かないのでこれをまず外すことと、縦置きする際には絶対に倒れないような配慮をする必要がある、ってあたりに注意。いきなり倒れたら泣くしかないので無難に横置きを選択。

ワイヤレスコントローラは単3電池2本で動作しますが、色々考えて「Xbox 360™ プレイ & チャージキット」 を別途購入。以外に? 安いし、数回充電すれば元取れるしね。充電はXbox360 前面のUSB ポートから行うのだけど、充電中もワイヤレスで通信しているようだし、この端子がどうみても普通のUSB ケーブルにしか見えないのでPC で充電とかも出来そう。Xbox360 の電源が入っているときにケーブルを繋げば、あとは電源を切っても満充電まで自動的に充電してくれます。その際、本体のファンが低くうなり続けるのでちょっとうるさい。
ワイヤレスコントローラの真ん中にある(X) ボタンを長押しすると本体の電源が入ります。これはベンリ!! 無線通信は単純に赤外線とかを使ってるわけじゃないらしいので特に気を使わなくてもよさそう(付属のリモコンは赤外線通信)。
起動するなりゲーマープロフィールを作れといわれるので、いわれるままに作成。普段からメッセンジャーは使っているので、Passport Network アカウント は持っているのですがあえて別のメールアドレスで新規に登録してみた。ここでひとつ難点。登録したアドレス宛に届いた確認メールが英語なので、よく読まないといけないです。本文中の長いアドレスをクリックするだけでいいのだけど。
あともうひとつ、本体の時間がずれてる(タイムゾーンが違う) のが気になりましたが登録途中でちゃんと日本標準時に切り替わったので気にしなくてもよさげ。
Xbox360 のネットワークサービスであるXbox Live には無料のシルバーと有料のゴールドがあり、両者の違いは表にまとまっています
初回特典として、無料のシルバー会員として登録すると自動的に1ヶ月間だけゴールドに昇格してくれるサービスがあるので、とりあえずリッジ6 の対戦をやってみたい、という向きには嬉しい配慮。ウチの場合は予め「Xbox Live プレミアム ゴールド パック」 を買っていて12か月分の登録をやってしまったので、微妙に1か月分損した気分。御注意を。
このあたりの登録シーケンスはいかにもマイクロソフトっぽい感じですね。Windows XP とかで慣れた(慣らされた) ヒトなら分かりやすいのかも。けどそのせいか、同梱のマニュアル類がちょっと不親切なような気もする。ハードの売り方として、ある程度分かっているヒト向け、ってことなんかなぁ。

リッジレーサー6

大体登録が終わったのでようやくにしてリッジが遊べます。ゲーム中も常に裏でOS 部分のタスクが動いている(コントローラの(X) ボタンで表示される) し、最早ゲーム機じゃないよなぁ...。
まずはお約束の「パックマン」 ...はとりあえずスルーしてOP を正座して視聴(やや誇張)、まずはオプションに入ってボタン配置を確認、タイプA でよさげっぽい。でもシフトとニトロのボタンは逆がよかったかもー、と思ったけどすぐに慣れた。
ローデフ環境でもこれまでのゲーム機よりはキレイ感があっていい感じ。これでちゃんとしたHDTV に繋いだらどうなるのだろう...この辺は色々手配中なのでまたいずれ。
で、一人プレイもそこそこに念願のオンライン対戦へ。クイックで適当に検索かけて参戦。おー、なんかぼそぼそボイスチャットしてる人がいるよー!! 思ったよりも音質はよくないかも。マイクのせいなのか途中の経路のせいなのか、聞き取りにくいなあ。
で、外人さんらしきヒトとかも交えて10数回走って1位とれたのは3回ほど。バックミラーを気にしつつ、1位を走るこの快感はアーケードのめっちゃ早いCPU カーをブロックしつつ走ったあの日々を思い出すよ!! これはヤバい。アドレナリンでまくり、のどかわきまくり。コースの先も見やすいし、初見でもそこそこ走れるのがリッジのいいところだけど、さすがに差がつきすぎるのもアレだしハンデ(3段階) はちゃんと付けた方がよいかも、と思った。
でも初期カーではやっぱり遅いので、ワールドエクスプローラーを進めてアンロックしないといけないですね。今はほのぼの走ってるけど、いずれ点の取り合いとかもやってみたい。
ワイヤレスコントローラは適度な重さで、かなり使いやすいです。さすが、定評のあるマイクロソフト製ハードなだけのことはあります。PS とかDC とかのゲームパッドをよく研究してるなー、という印象。
とりあえずこのくらい。決して安くはないけど、価格に見合う、良い買い物だったと思います。個人的にはオススメなんだけど、ヨドバシ梅田でも山積みだったし、あんまり売れてないんかなぁ...。その割にVGA ケーブルは初日で早々に売り切れたらしい。あんまり数出してなかったのかな。どうしても欲しい場合、ソフマップの大阪・日本橋 4号店に行けばまだあるかも。
そうそう、てっきりXbox360 単体ではセーブできないのかと思って「Xbox 360™ メモリー ユニット (64 MB)」 も買ったのだけど、HDD に保存できるので特に必要なかった...。自分のデータをどこかに持っていって遊ぶ場合には必要だけど、周りのヒトは誰も買わなさそうだしなぁ...。
テトリスとFFXI の感想はまたこんどに。


(2005/12/12 14:30 追記)

(2005/12/13 14:26 追記)
動作音が結構気になりますねー。本体とAC アダプタ両方にファンが付いてるのと、DVD ドライブの回転音が結構凄い。でも、初代PS2 で「リッジレーサーV」 を遊んだときのブオオオオオみたいなドライブの振動とかはないのでまだましかなと。ゲーム中はそんな気にならないしね。
でも多分ダッシュボードに落ちたりDVD 見たりするとこの音は気になると思う。多少は静音に気を使っているウチのPC より確実にうるさいです。なので、AC アダプタは出来るだけ遠くに、かつ、風通しのいいところに置いたほうがよさそう。
...あぁそうか、分かったぞ!! Xbox360 がウリにしているらしいハイデフってのはHDTV との接続を想定しているわけで、HDTV ともなれば画面も大きいので自然と画面と人との距離が取られるようになるわけで、Xbox360 をHDTV のそばに置けば少々の騒音も気にならなくなるよネ、ということだったんだよ!! コントローラもワイヤレスだしな!!
ところで、ワイヤレスデバイスって初めてなのですがベンリですねコレ。もうケーブルアリには戻れないかも。これが次世代機感なのか...。
今の所フリーズとかはないです。が、リッジ6 でコース読み込み時に時々つっかかる(スクロールしている字幕が止まる) のと、オンライン対戦中にロビーに人の出入りがあると一瞬カクッとなって壁に激突、とかあるのがちょっとアレなかんじです。
マイクロソフト製ハードなだけあって、Windows PC との接続も考慮されてるようです。でも実質Windows XP Media Center Edition 2005 でないと真価を発揮できないのは残念。

そういやiPod も(アップデータをインストールすれば) 普通に繋がるらしいですねー。今度試してみます。
(2005/12/13 17:56 追記)
Xbox360 の筐体デザインを手がけたのは日本人だった、というお話。先週の?(今売っている) ファミ通にもインタビュー載ってますけど、内容はほぼ同じでした。

そういやXbox のエミュレータってどうなってるんだろう、と思ったら、「対応済みのゲームを入れた時に自動的に該当エミュレータがダウンロード、インストールされる」 ということらしい。現時点での対応ゲームは以下の通り。なにげにセガゲー多いし、「JSRF」 が遊べるようになったらいいなぁ。

(2005/12/14 13:20 追記)
iPod繋いでみた。確かに「iPod」 として認識されるけどAAC エンコードしたファイルは再生不可でした。「マーケットプレース(かどこか) でiPod 用アップデータを入手すればAAC なファイルも再生できるようになる」 という記事を確かどこかで読んだはずなのだけど再度たどり着けず...。こういうときに役立たずして何のための全文検索 なのかと。要見直しかな...。
開発秘話。