/etc/sensors.conf(lm_sensors の設定)

lm_sensors のインストール の続き。
やる気があって忘れないうちにやってしまおう、ということで"/etc/sensors.conf" をいじってみることにします。
と、ここで大ハマリ。なにをどう設定すればいいのやらサッパリ。電圧や温度等を取得しているチップの種類はマザーボード毎に異なるので、自分の使っているマザーボードのチップ種別を正しく把握してその箇所に設定を書かねばいけません。
ウチのLinux マシンのマザーボードはASUS のTUSL2-C。これにTualatin コアのCeleron 1.4GHz が乗っています。"/etc/sysconfig/lm_sensors" には"i2c-i801" と"w83781d" と記述があるので、この辺りが怪しいとにらんで色々設定してみるも、上手くいかず。


半ばヤケになって、"label in0 "Vcore 1"" とあるのを全て"label in0 "Vcore 999"" と置換、"sensor -s"、"sensor" と実行して"Vcore 999" 表示が変わったことを確認。あとは…、一つずつ戻していけばOK。というわけで、"chip "as99127f-*"" 以下に書くのが正解、と判明。…"sensors" の実行結果をよくよく見てみれば、最初の行に"as99127f-i2c-0-2d" とか書いてあったワケですが、まさかこれとは。
最初の設定だとセンサーのtemp2、CPU 温度が異常に低いので、"# Asus CUSL2, Asus CUV266-DLS" とコメントされているところの次の行のコメントアウトを外します(TUSL2 はCUSL2 のTualatin コア対応版なので同じ設定でOK)。
あとはファンの回転数が読み取れないので"set fan1_div 8" みたいな感じで追加して読み取れることを確認。temp3 とかは異常な値を示しているので、"ignore temp3" とやって表示されないようにしました。
これで前準備は完了。あとはMRTG なりRRDtool なりをいれれば常時監視もカンペキ。しかし今日はここまで。