「窓の杜 - 【NEWS】数多くのオンラインソフトを公開した作者が著作権法違反ほう助の疑いで逮捕」 の話。
私的スタンスとしては「寒い時代とは思わんか」 というような感じ(これが言いたかっただけ…かも)。
ものすごくデキるプログラマーさんみたいなので、今後どうなるか、というのは興味あります。状況からして、いつかこういう日が来るとは思っていましたが、まさかいきなり作者を…というのは驚きです。なりふりかまわず、という風に見えます。このことで抑止効果は充分にあったと思いますが、ならもっと他にも…と簡単には言えない状況なのかも。
このこととは全く無関係に、ここ最近ずーっと考えていることがありまして、そのことで何かしら自分の中でヒットしたので、トラックバックは送らず、こっそりリンクだけ張りつつ、引用させてください。引用部分があまり長くならないようにと考えた結果、引用箇所だけではなにを受けての言葉か分からないと思うので、元記事もぜひ見てください。
「BTeX: 不正コピーがなくなったらCDや映画の売り上げが伸びるのか?(不正コピーのせいで売り上げが落ちたの?)」 より。
> 個人的にはそういう諸々が、世の中からなくなっていっても僕はもう別に困らない。
> ネットで友達と話して、友達の書いた文章を読んで、
> 友達や見知らぬ人の作った音楽を聴いて写真を観て。
なんでもかんでも「禁止禁止禁止ですぅー!!」(「フリクリ」のミヤジュン風に)とかやると、もう文化も何もかもなくなってしまうのかもしれない。そうなったらそうなったで、それはそれで自分の中の小さな幸せを見つけることが出来るかもしれないけど、まだ私にはそこまで言い切れないです。
大人になるにつれ、「親しい人と想いを共有するための道具」の数が減ってきていると日々感じていて、それはもう、時間を共有することが物理的に難しくなってきている以上、自明のことなのだけど。そこの部分を取り持っているのがそういった著作物と思っていたけど、「道具に頼らない想いの共有」とか、むしろ「自分自身が想いの共有のための道具」になる道とか、そういうことも考えていくべきなのかも、とか思ったりしてます。
触発されて思いつきで書いているので、考えもまとまってない状態ですが、ご容赦を。