IE の新たな脆弱性とその対策法

全てのWindows 上で動く全てのバージョンのIE にこの脆弱性があるのと、既にこの脆弱性を利用した攻撃コードも出回っているとのことで、Secunia 的危険度は"Extremely critical"(5段階中一番危険) になっています。
マイクロソフトからは、現時点では「暫定的な対処パッチ」 が出てきますので、ひとまずこれの適用を。OS ごとに専用のプログラムが用意されています。

おそらくちゃんとしたセキュリティ修正プログラムが近いうちに出ることになるはずですと思います。
ところで今回脆弱性があったという"javaprxy.dll" は"Microsoft Java Virtual Machine"、いわゆるMSJVM に含まれるコンポーネントっぽいのですがMSJVM が入っていない(=コマンドプロンプトから"jview" が実行出来ない) PC ではこの脆弱性の影響を受けないような気もするのですがどうなんでしょう。
ファイル検索かけて"javaprxy.dll" が上がってこなかったらとりあえず大丈夫、と考えてよさそうなのだけど、どこもコレについては触れてないので、間違った認識なのかもしれない。いちおう、パッチを当てる方向で。
(2005/07/08 13:44 追記)
もともとMSJVM が入っていない環境の場合はこの脆弱性の影響を受けない、という理解でよさそう…なのだけど、XP SP2 用のプログラムがあるのはなんでだろう。MSJVM がインストールされている環境用、ということかな?