雷対策の一環としてのUPS 導入

えー、自宅サーバを稼働させて結構になりますが、実は雷対策は全然してなかったり。だめじゃん。
一応、建物レベルでは10kA まで耐えられる避雷器付き配電盤(たぶんこれ と同等品) なんかがついてたりしてますが、当然、落雷後の停電に対しては無防備。
新品も結構するので、ここはひとつ、所詮自作機の自宅サーバですし、ってことで、なんとなく、やふおくでよさげなAPC Smart-UPS 1400 をゲット。
付属品として、通信ケーブルである940-0024C とかPOWER CHUTE plus とか付いてたのですがケーブルだけ流用して、管理ソフトはapcupsd を利用。今回はちょっと手抜きしてRHL9 用の "apcupsd-std-3.10.18-1.rh9.i386.rpm" をダウンロードしてそのままインストール、ITmedia の記事の通りで初期チェック完了。
apcupsd はネットワーク経由で複数台のPC の電源管理が出来るようなのですが、とりあえず、Linux サーバだけ。UPS のコンセントを抜いてバッテリ駆動が出来ることも確認。
あとは瞬停が致命的な、TV 録画予約もやっているメインPC とCRT もぶら下げてみた。停電時のバッテリ駆動時間のことを考えるならばCRT でなく液晶の方がよいですね。まだ余裕があるようなのでゲームPC もぶら下げるか、もう1台サーバを増やしたとしても対応できそうです。
で、設置後、3日間ほど様子を見ていますが、通電時はさほど発熱もないし、騒音も皆無なので、良い感じです。
余談ですが、電話線は気休めのサージフィルター、光ファイバはたぶん雷に対しては耐性がある、あとケーブルTV は宅内引き込みの保安器で対策されてるのかな? という感じ。
ま、色々考えても雷直撃したら終わりですけどね。
(2005/08/03 23:53 追記)
そうそう、今回入手したSmart-UPS 1400 は、2000年に稼働開始したようなのですがその割にはまだバッテリは生きています。ただ、メーカ的にはだいたい2年で交換すべし、とあるので、近いうちに交換しないといけないかも、なメモ。
純正品だと「RBC7L」 というやつ。実売でも2万円後半、と結構する。もう少し安くしたいなら天翔電源製作所の「RBC7L」 互換品、「LHM15-12 2本セット」 というバッテリがよさそう。20,000円(+送料等)。あるいはUPS 丸ごと買った方が良いかもしれない。

もっと安く済ませたいなら自己責任で、秋月電子の「WP22-12」 というバッテリを2コ買って自分で取り付ける。これなら2コで10,000円と少し(+加工の手間暇)。写真付きの取り付け記事があるのもありがたいです。

(2005/08/11 14:47 追記)
外で雷が鳴り出すと「入れててよかったUPS!!」 という安心感が得られます。ログなどを見返してみても、幸い、今のところはまだ停電にはなっていない模様。そもそもこの5年で停電になったのは早朝に電力会社の送電設備側で事故が起きて停電、くらいなモンです。
ウチと同様、Smart-UPS 1400 の中古で運用している方は多いみたいです。この上のクラスになるとさらにサイズアップするし、バッテリも4個組みになったりするしね。

(2005/08/11 22:47 追記)
バッテリ交換せずに限界まで放置した実例。怖いすぎる…!! 早いうちに交換しよう……。

  • 2004/06/29
    http://trashbox.homeip.net/nownow/20040629/

(2005/08/16 23:00 追記)

(2006/07/09 17:30 追記)

  • apcupsd
    http://www.xa10.com/apcupsd/