[はてな] 「ワンダと巨像」 体験してきた

※この記事ははてなダイアリーから移転したものです。リンク切れなどは(気が向けば)修正するかも。
年始早々に友人宅に行ったところ、「ワンダと巨像」 があるというのでデモを見せてもらい、そのまま数体巨像を倒してみたのでそのレポなどを。結論から言うと「続きが気になる」 となるので近いうちに買うかもしれない。でも初回特典DVD も欲しいんだよね。特典DVD だけやふおくで探して、本体は新品で買うかなぁ、どうするか。
さてさて。
ストーリ上での直接の繋がりはないとはいえ、同じチームが作った前作「ICO」 をプレイしたことがあれば大体問題なく世界には入っていけそう。ただ、最初のデモが長ったらしくて思い入れたっぷりで、何度スキップしようかとか思ったよ。なんとか堪えたけど。もう長いデモ画面をゆっくり見てテンションを上げていく課程が面倒で面倒で仕方がない。さっさと戦わせてくれ!!
で、どうにかこうにか自由に動けるようになって馬に飛び乗り、剣を掲げて巨像の位置を把握、そちらに向けて走っていけば程なくして巨像と対面。実際にプレイした7体目までに限って言えば、そう迷うことなく割とあっさりとたどり着けました。フィールドも美しいのですが、この移動も面倒と言えば面倒かもしれない。
操作方法がまだ理解できてないうちの最初の1体目が一番キツいかも。基本的にはどうにか巨像に取り付いてよじ登り、剣が示す弱点に向けて剣を思い切り突き立てれば勝利、となるわけですが、どうやって取り付くか、がかなりパズル。パズルと聞いてえーみたいな印象を最初持ったワケですが、どちらかというと試行錯誤が楽しい思考パズルみたいな感じで、割と楽しめました。
既に攻略サイトも多数あるのでそれらを見ればたぶんサクサクいけるとは思いますが、あえてそういうサイトは封印し。自力でルートを開拓していく楽しさはかなりのものです。
あと、巨像の弱点に剣を突き立てるときの感触がかなりヤバい。ボタン長押しでゲージを貯め、ブルブル来たところでもう一度ボタンを押し、剣をザクっと突き立てる。で、このとき突き立てた衝撃がまたブルっと来て、血みたいな黒い飛沫がぶしゅーっと。なんかかなりヤバい快感です。あと、巨像に取り付いてるときの勇壮な曲がかなりイイ感じです。この曲聞きたさに先に進めたい、というくらい。
首尾良く倒せればあとは自動で最初の場所へ戻ってくれます。これはかなり親切。
巨像は全部で16体いるとのことですが、7体目まで戦ってみてよくもまぁこんなに色々パターンを考えるなぁ、と。大体、「こうすればよじ登れるんじゃね?」 みたいな予感通りに行動すればたいていその通りにできたりとか、「良くできた感」 があって気持ちいいです。
あとカメラも凄い。巨人をカメラのフレーム内に入れるボタンがあって、それを押すと自分のキャラと巨像が同じフレーム内に映し出され、巨像の大きさが際だちます。ある種の本能的な畏れが沸き起こりそうになる気持ちを抑えて見事巨像を打ち倒したときの気持ちよさが一層際だちます。
難易度的にどうなんだろう。でもゲームは何度も練習して上手くなってこそ面白いものだと思うので、これぐらいで丁度良いと思う。アクション的な難度以外の、ダルいパズル(自分の背丈ほどの箱をズリズリ動かす、等) とかがこの先になければ良いのだけど。
ひとりで黙々とやるよりも、数人であーだこーだ言いながらやるのも楽しいかも。本来ゲームってそういうモノのハズだったのにねー…。
あとは関連情報など。なにげにインプレスのレビューはパズルの解法に関するネタバレがいくつかあるように思うので、純粋に楽しみたいヒトは読まない方が良いです。