フィッシング詐欺にご用心

ハンゲーム」 で14歳の少年が運営からのお知らせメールを装ってユーザをフィッシングサイトへ誘導、パスワードなどを盗んだかどで書類送検となったそうな。本物に似せたフィッシングサイトを作ったことで「著作権法違反」、他人のパスワードでログインしたことで「不正アクセス禁止法違反」、となったのかな。
犯人の年齢が14歳、というのがセンセーショナルではありますが、フィッシングサイトもURL 偽装をしていないなど、割とてきとうな感じを受けたり。そもそも、ハンゲームのシステム自体に不具合があったようなので、この不具合を付く手法を独自に見つけたのか、それとも割とよく知られた事だったのか、てのはちょっと気にはなる。
運営に見せかけて…とはいえ多分ID は本人のものでしょうし、色々ハデにやってたようですから、捕まえやすかったのかもね。なにより運営が警察に協力的、というのがいい。当たり前っちゃー当たり前なんだけど、そうでない会社もあるからね…。

というわけで、2年以上前の事件(正確には、事件として取り扱ってはもらえなかったけど) のことをしつこくしつこくしつこく蒸し返してみる。
いや、ネットゲームに限らず、オンラインでログインするタイプのサービスとかだと、必ずこの手の不正アクセス系の話ってあると思うんですよね。で、何か事が起こっても、それを表沙汰にしなければ問題ない、みたいな運営方針はやっぱりマズいと思うので。
ハンゲームの場合、未成年のユーザも多そうですし、その辺の判断が付かなくて被害にあったヒトもいそうですね。なので自衛のためにもそういう知識は身につけておきたいところ。

でも、これでは内容足りないよ。「いかなる理由があっても運営はユーザのパスワードを尋ねることはしない」 って書かないと。それとも、パスワードを訊いたりすることがあるのかな?