Xbox360 でXbox Live に繋がらなくなった→解決

先週あたりから、Xbox Live に全く繋がらなくなりました。接続テストを実行してみると、MTU の項目で失敗しています。
オフィシャルの情報を求めてみても要領を得ない。

MS のKB にも情報があった。なんか変な感じ。というか情報が分散してるのはマズいような...。

対処方法としてルータのMTU を1364 にするというのがあったのでこの通りにやってみたところ、ルータ自体がネットに繋がらなくなったので慌てて元に戻した。
なお、MTU の最適値を改めて確認してみたところ、1454 となりました。

これはBフレッツが推奨する値と一致しています。ここは問題ないっぽいのだけどなぁ...。

ちなみに、ウチの環境は回線がNTT西日本のBフレッツ ファミリー100 で、プロバイダがIIJmio、ルータがヤマハのRT57i です。あとはハブとか。
同じヤマハの業務用ルータでおそらく同様の症状に出くわしたヒトがいたようなのだけど解決には至っていないっぽい。

仕方ないので、Xbox360 自体をDMZ に放り込み、さらにポートも開けてみた。けど状況改善せず。

この段階でかなり諦めムード、きっとXbox360 が壊れたんだそーに違いない、と思いつつsyslog に投げてたルータのログを見返していたら有ることに気づいた。というわけで試行錯誤の結果、以下のように設定し、正常に繋がるようになった。

  1. Xbox360 のIP アドレスを固定IP アドレスに設定
  2. 以下のポートへの通信を許可する
    • UDP 1257
    • UDP 1258
    • UDP 1259
    • UDP 88
    • UDP 3074
  3. NAT のテストが「モデレート」 になる場合は、出来れば以下のポートを開けたほうがいいかも
    • UDP 88
    • UDP 3074
    • TCP 3074

つまり、Xbox Live のサーバからUDP 1257-1259 へのアクセスがルータのファイアウォールで落とされてたのが原因であり、MTU とかICMP とかはあんまり関係なかった、という...。
...いやぁ、繋がるようになって良かったデスナァ。
前はこんな設定しなくても繋がってたのに、なぜだろう。まぁ、いい。とにかくこれでようやく「Rainbow Six : Vegas」 のマルチプレイデモが落とせる。
(2006/12/07 22:46 追記)
関連してると思われるのでここにぶら下げ。
Xbox 360 を起動した際、最初はXbox Live にも自動的にサインイン出来ていたはずなのに、いつの間にか毎回必ずネットワークテストを行わないとサインインできなくなってました。プロフィールが壊れるとこういう現象が起きるらしいです。以下の手順通りにやって直りました。

それにしてももうちょっとこの辺のサポート情報を一元化して欲しいなぁ...。さすがMS という感じもするけど。
(2007/06/16 23:59 追記)
そういえばすっかり書き忘れていたので追記。
上記の、「毎回必ずネットワークテストを行わないとサインインできなくなった」 という件、Xbox 360 のIP アドレスを自動取得じゃなくて手動で指定してやることで完全に解決しました。どうやらDHCP からIP アドレスを割り振って貰うまでの間にタイムアウトになってしまってたみたいで...。ご参考になれば。