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最近は土曜のヨドバシでもDS Lite が入荷していて長蛇の列、とかいう光景を見るようになり、まだまだ品薄感はあるものの、それもそろそろ終息に向かってるのかなーと。むしろ毎週15万台出荷し続けているのになかなか手に入らない、という状況が異常。
で、頼まれ物を探しに夕方にソフマップへ行ったらDS Lite が入荷している状況にたまたま出くわしたので、ちょっと観察(趣味悪いな!)。見かけた時点でピンクと水色しか残っておらず、全色入荷したけどそれらだけ残っていたのか、最初から2色だけだったのかは不明。
買おうかどうしようか迷っているのは殆どがたぶんゲームとかには興味なさそうな感じの女性。とりあえず購入用の用紙を確保した後、液晶保護シールやケースなどを吟味していました。ソフマップなのにこの客層、いかにDS が広く一般に訴求しているか、という実例を見た気がする。これがゲーム人口の拡大ってやつか…。
ただ、同時に思ったのは、彼女たちはきっと「ゲーム機」 を買ったのではなく、「脳トレとかができる機械」 を買ったのだ、ということ。確かにDS はたくさん売れてるし、ソフトも売れているようだけど、それが「ゲーム」 なのかどうかはよく分からない。任天堂の岩田社長は「ゲーム人口の拡大」 を目指しているとずっと言い続けているし、市場的にもその方向性が正しかったことが証明されつつあるけど、「これもゲームです」 という感じでゲーム的なものを出していって、ほんとうにこの先大丈夫なのか、という気はちょっとする。
というのも、SCE が初代PlayStation を出した時、現在のDS と同じく、それまでゲームをしなかった多数のユーザにまで普及したのだけど、その後、結果的にはSCE はゲーム市場を荒らしただけだったのでは…と今は思うので。
とか思うのは壱オールドゲーマーだけであって、今DS を買い求めてる殆どのヒトはそういうことは気にしてないと思う。いろんな意味で。携帯ゲームよりちょっとリッチで画面も大きくて面白くて暇で死にそうな時の時間つぶしや娯楽としていい感じでさえあれば良いのかもしれない。我ながら、ちょっと上から目線でイヤな感じだ。
個人的には、「脳トレ」 とかは小癪な感じがして素直に楽しめない。やっぱりオールドタイプ。「テトリスDS」 のためにDS はこれからも持ち続けるだろうけど、やっぱり自分にはXbox360 が合ってるみたい。