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公開初日が丁度月初の映画の日で、1,000円で観られたのはオトクすぎる…。やはり中高生をターゲットに考えた上でこの日を選んだのかも。当初、「何で今更?」 とか思ってたのであんまり情報も仕入れておらず、勢いで初日に観てきました。
で、感想。とてもとても面白いので皆さんお誘い合わせの上、是非観に行くように!! TV、春エヴァ、夏エヴァと見てきたヒトはもちろん、観たことのないヒトでも十分楽しめると思う。旧作の総集編という感じではなく、脚本的にもすっきりと整理され、唐突に場面が変わって「あれ?」 とかなることもなく。
視覚的には、旧作を参考にしつつ、全てを新たに作画しているみたいで、また、エヴァや使徒は一部で3DCG(CGI) を使用しているみたいなのだけどまったく違和感がなく、コンソールなどの文字情報もさらに緻密な感じになってあぁさすが劇場版、お金かけてるなぁ感があって良し。初号機の蛍光色部分が発光する、というのも美しかった。
あとこれ以降ネタバレ分が増えてくるので観るつもりのある人は読まない方がよさげ。
お話的にはTV 放映の第六話、ヤシマ作戦のところまで。大まかな枠ではほとんど同じ…とみせかけて、使徒のナンバリングが一つずれてた気がすることと、TV版でいうところの「第5使徒 ラミエル」 との戦闘中「我々はどんな手段を使ってもあと8体の使徒を倒さないといけない」 というゲンドウ発言があったことから使徒そのもの総数が異なっているっぽいこと、セントラルドグマの最深部にいるのはリリスであること(が早い段階で明らかにされる)、そこにはすでにロンギヌスの槍が打ち込まれていること、アダムはアダムで別の場所で完全体? として存在していること、などなど、今後が楽しみな要素満載で。TV版は「この先どうなるの?」 という興味を引っ張るために謎を出し惜しみしてたけど、今回は一応全て分かってるわけなので、その上でどう変わっていくのか、というのが興味深いよ。
最後の予告で「壊れていくシンジ」 なんてのもあっていよいよ次から色々壊しにかかってくるみたい。月から来たエヴァ六号機ってなんですか?? 「サービス、サービスぅ」 も健在でした。あれから12年もたつのに、声優さんの声はお変わりなく。
シンジの行動はゲンドウらによって全て想定され、仕組まれたもののようですね。周到すぎるシナリオだ…。
観に行った場所はシネコンということもあって、400席のうち8-9割は埋まっていて、普通に若いカポーとか高校生か大学生くらいの男子数名パーティとか女子2人組とか色々でした。あぁいうところで一人で観るのは…いやなんでもない。
たぶん今回のテーマ? 的にあるものは「他人を信じる」 とか「とにかく生きる」 とかそいう感じかなーと思いました。ある意味今やってる「グレンラガン」 と同じかと。
あと1、2回は観ておきたい。