真っ白けのページ

IE のセキュリティレベルを上げて以来、真っ白けのページに遭遇することが多くなってきました。落胆のため息をつきつつ、仕方なくソースを開いてみると、そういうページはほぼ例外なくHTML の<HEAD> 部分に


<META HTTP-EQUIV=Refresh CONTENT="0; URL=http://www.hogehoge.com/">

とか書いていて、そして<BODY> は真っ白け、なのです。自動で別のページに飛ばす、というのは使いようによっては非常に危険なのでこういうのも弾くようになるのですね。えらいぞIE。
セキュリティレベルを上げることによって不便になることは良くあることですが今回ばかりは違います。あえて断言しますが、間違いなくページ製作者の無自覚さが原因です。
例えば、HTMLHelp.com のMETA タグの説明ページ

では<META HTTP-EQUIV=Refresh ...> について、以下のように書かれています。

全てのブラウザがこれをサポートしているとは限りませんので、必要に応じて新しいページへ移動する代替えの方法を提供しておくべきです。 "見出し画面"やページ移動に Refreshヘッダーがよく使われますが、技術的には有効なものではありません、と言うのは更新される画面をユーザーは全く見ていないかもしれないし、ブラウザ上でユーザーの経緯メッセージを書けなくなくなるからです。

こういう動作をさせたいならば、本来はWeb サーバ側で"HTTP ステータス 301" などを使って実現すべきなのです。

色々な制約があってそこまではできなくても、せめてジャンプ先のURL へのリンクを作っておくべき。絶対。「xx秒後に自動的にジャンプします。ジャンプしない場合は以下をクリックしてください」 みたいなやつ。意外と、これができているところって少ない気がする。
などということを以下の記事の前半部分を読んでいて思ったりしました。JavaScript が無くても最低限ナビゲーションは出来るようにしておいて欲しいところ。ウチのサイトでは外部リンクは基本的に有無を言わさず"target="_blank"" つけちゃってます。

「その組織のドメイン名と今見ているドメインが違う。大丈夫なのか?」 とかいうのは「xxx@xxx.com にケータイから空メールを送信!!」 とかいうのを見るたびによく思います。あれも、詐欺的手口に使われやすい方法だと思います。
たぶん携帯で長いメールアドレスを打ち込ませるのが面倒だろうし、とかの配慮からだろうと思うのですが、QR コードとかも普及してきたのでそっちで解決したほうがスマートな気がする。もちろん、手入力が気にならない人用にメールアドレスを文字でも書いておく、と。