BOSE Triport IE を2006/12 に購入し、最初はiPod nano (2nd)、そして今はiPod touch に繋いで毎日使っています。一般的なカナル型のような、自分の足音が聞こえる、というような密閉性はなく、それなりに外の音も聞こえる一方、あまり音漏れもないっぽくて気に入っています。音も(好みもあると思いますが) いい感じです。
Triport IE はイヤーチップがS、M、L の3種類入っていて、自分の耳の大きさに応じて組み合わせて使うことになっていて、色々試した結果、L を使用しています。特にL の場合、イヤーチップがとても外れやすいのがちょっと不満でした。いつか絶対なくしそう、と。
で、同様のクレームが多数あったらしく、2007/04 に改良型のイヤーチップを購入者全員に無償配布すると発表があり、2007/05 から無償配布が始まりました。
イヤーチップは、おそらく2種類の部品を組み合わせているようなのですけど、早速取り寄せた改良型イヤーチップは、内側の不透明な部品が初期型より少しかたいモノに変更され、外れにくくなっていました。
それから数ヶ月、ポケットから出すときに何度か外れる→何とか見つけて取り付ける、を繰り返しつつなんとかなくさずにいたのですが、今日、とうとう片方だけ無くしてしまいました。きっちりポケットに入れていたはずなのに、しばらく後に気づいたときにはイヤーチップが無くなったヘッドフォン部分だけがぶらぶらとポケットの外に出てしまっており...。
で、ダメ元でBOSE ショップへ行き、無くしてしまったので分けてもらえないか、と(涙目で) お願いしてみたところ、「(本来は) BOSE のホームページから請求してくれ」 とのことでしたけど、住所氏名を書き、無償で頂けました。太っ腹!!
ここまでが長い前振り。
今日もらってきたイヤーチップ、どう見ても2007/05 に無償配布されたものとは異なっていました。
左から、初代、改良型A(2007/05にもらったもの)、改良型B(今日BOSE ショップでもらってきたもの) です。全てL です。画像をクリックすると少し大きくなります。
ちょっと見えにくいかもしれないですが、初代と改良型A にある三角のくぼみが改良型B にはなく、かわりにヘッドフォン側ときっちりかみ合うような深いくぼみが設けられています。改良型B を実際に取り付ける際に何か装着感が違ったので、比較してみて気づいたという。
また、シリコン部分も、以前のものは白い半透明のものだったのが、改良型B では少し透明度が高く、ちょっとホコリとかが付きやすい感じのものになっています。
Triport IE のイヤーチップにさらなる改良がなされた、などという発表はBOSE ホームページ上では見つけられなかったため、「たまたま今回は改良型? っぽいものがもらえた」 だけなのかもしれないので気になるヒトは実際に問い合わせてみると良いかも。
Triport IE は2007/12/10 にマイナーチェンジ版(白黒コード) が発売になっているので、ひょっとするとこれにあわせてイヤーチップも新しくなったのかも。
また、このマイナーチェンジ版には新たにクリップとネックストラップが付いていて、初期型ユーザにはこれまた無償配布しています。
年末あたりに請求し、年明け早々に届いたので使い始めて1ヶ月くらいになりますが、ネックストラップはともかく、クリップは非常にベンリです。ネックストラップはベストポジションを探し出すのにもう少しかかりそう。
BOSE Bose in-ear headphones オーディオヘッドホン