Internet Explorer の定例外アップデート出ました

ここ数日話題のInternet Explorer の脆弱性、5月の定例で出すかなー、と思っていたらまさかの定例外。それだけ緊急性が高いということなので早めの適用が吉。まさかの連休前リリースなので、どうやって適用したものか、頭が痛いところもあるのでは。
今回は累積パッチではないので、事前に「MS14-018 Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2950467)」 を入れておく必要があります。今回定例外と言うことで、既にサポート終了しているWindows XP にも出ていますので、適用必須。
今回の脆弱性のトリガーになっているVML(Vector Markup Language) はIE10 以降でサポートされなくなった(参考:VML がサポートされなくなった (Windows)) ようなので、今回の修正プログラムリリース前の緩和策としてvgx.dll を無効にしている環境の場合、そのまま修正プログラムをインストールしても問題ない(引き続きVML は無効化される) ので、特に不都合がなければそのまま無効にしておいた方がいいんじゃないかなーと言う気がします。あと同様に、IE の拡張保護モードを有効にしたままでいいかも。

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