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有害図書2005(2004年9月25日過去ログに追記) - 忍之閻魔帳
大きく膝を打つ内容なので。これで青少年の犯罪が減るのかどうか、やってみなければ分からないとはいえ、これはゲームに対する悪意がまずあって、その上でのお話だから、どっちに転んだとしても、一度決まった規制はどんどんキツい方向に向かい続けるのは間違いないと思う。
前にも書いたけど、18禁になる程度ならまあ忍従しますよ。
ゲーム不況とか言われてるけど、間違いなく昔より多くの人がゲームに触れるようになり、色々と目に付くようになってきたが故の軋轢とかはあるかもしれない。でも今秋葉原がどういう街になっているかなんて、TV で特集されない限り、ほとんどの人は気にも留めないでしょう。殺人事件を報道したことで「あ、こういうやり方もあるんだ」 と第2第3の…ってまあいいや。
ゲームは人を殺しませんよ。そりゃ鈍器代わりの凶器にはなるかもしれませんが。ストレス解消になったりする、いい部分もあると思う、というのを数年前のゲームショウの会場でいきなりインタビューされ、しどろもどろになりながら主張したのも懐かしい思い出です。
人を殺すのは刃物であり、銃であるはずなのだけど。もっといえば「人を殺したいという気持ち」 がそうさせると思うのだけど、っていうのは全米ライフル協会の主張と同じなんだけど、アメリカで銃乱射事件が起きるたび、銃が規制されるのではなくゲーム会社が訴えられるのは何でなんだろうね?
世の中には自分の予想の遥か斜め上を行く事象が多々あるので、完全に否定は出来ませんが、ホントに「ゲームと現実の区別が付かなくなる人」 ってのはいるのか?? と思ったり。
割とどうでもいい戯言ですが、寝屋川の例の事件の犯人の少年がテキトーな供述をしているのは、「ゲームのせいにするな!!」 という、彼なりの防衛ラインなのかも、と思ったりする。でも現代日本では人殺しはダメ、ってことになってるので、然るべく裁かれてください。
神奈川県、「残虐」ゲームを有害図書指定へ | スラッシュドット・ジャパン