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やはり「ロスト プラネット」 とは逆で「Gears of War」 は外人優勢リージョンですなぁ。や、ロスプラも絶対的なプレイヤーの数は外人のほうが多かったけど日本人と遭遇できる率も高かったのにGoW だとほとんど見かけない。今のところさほどボイスチャットを活用した高度な連携が必要とも感じないので、ゲームプレイには支障ないかと。逆に「Rainbox Six Vegas」(R6V) の対戦にしり込みしてるのはこの辺が原因。たぶん連携取れないと足手まといになる気がする。
Gow やR6V をやってて思うのは、ロスプラはつくづく日本人の作った日本製のアクションゲームだよなぁ、ということ。ジャンルこそTPS/FPS というあたりでかぶってはいるものの、本来的には全く異なる思想で作られたゲームだな、と。どっちが良いとかではなくてね。
FPS/TPS 的な視点でみるとロスプラで気になるところも多くあるけど、ジャンプやワイヤーアクション、VSというロボットなど、また別の面白さが提供できていると思う。とはいえ製作側は必ずしも日本でのセールスは期待してなかったようで。
それにしてもカプコンは要所要所で良作を投入できているのが凄いと思う。老舗大手ゲームメーカーで、どこかに買収されたり、あるいはどこかを併合したりとかせずに割と独立を保っているのってカプコンくらいじゃないだろうか?(任天堂はもう超大手だし、コナミはどちらかというと吸収する側なので除外)
良作を絶妙なタイミングで投入する一方、著名クリエイターの人材流出もまた多く、それでもまだちゃんと良いゲームを出せるのはなんでだろう、と思ってたのだけどプロデューサーあたりの働きがあってのことだったのかも。
で、プロデューサより上位のマネジメント層との温度差がまた興味深かったり。
日本国内でのセールスが振るわなかった(そもそもXbox360 そんなに売れてないしな!!) 一方、ワールドワイドでは100万本越え(たぶんこれ出荷ベースだよね?) したので、おそらく続編も作るような方向に向いてると思う。次回作では是非カバーリングポジション(壁張り付き) できるようにして欲しいなーと。
カプコンは良作の続編を作りまくって面白くなくしていく(超主観)、あるいはマニアックにしすぎてユーザ離れを引き起こすという前例が割と多いメーカーでもありますが、それでも「バイオハザード4」 のカメラ視点は海外方面で絶賛されている模様。GoW のデベロッパであるEPIC のクリフB やR6V のパブリッシャであるubi のデザイナーがバイオ4 を参考にしているとか聞くと…やっぱりカプコンは凄い子…!!
- 【GDC07】ゲームデザイナー「クリフB」ことクリフ・ブレジンスキー氏が「ギアーズ オブ ウォー」のメイキングを語る:Slash Games (オンラインゲーム総合サイト) 2007/03/12
- 4Gamer.net [GDC07#15]映画とは似ているようでまったく違う。Ubisoftのゲームデザイナーが語る,ゲームにおける映像の見せ方
もうひとつ参考。