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ロストプラネット エクストリーム コンディション Xbox 360 プラチナコレクション
12/23 に届いて以降、コレばっかり。シングルはNORMAL で3日ほど掛かってクリア。あとはマルチもちょこっと。まだLv14 くらい。
いやーカプコンは要所要所でしっかりとしたアクションゲームを出して来ますなぁ。カプコンといえば「ストリートファイター」 シリーズなどの2D格闘がメインで、他社に比べ3D モノには弱い、とか言われてた所に「バイオハザード」 とかで盛り返した、という過去があったからねぇ...。さすがに今回はプラットフォーム的にめちゃくちゃ売れるとも思えないのが少し残念かも。
ジャンル的にはおおざっぱにわけるとTPS(Third Person Shooting) になると思われるのだけど、ワイヤーアクションとかVS と呼ばれるロボットに乗れるなどの工夫がカプコンらしく。特にVS に乗ったとき、左右で異なる武器を左右のトリガーで個別にコントロールできる、というのが大変に良い感じ。
ダメージ喰らったときの硬直と硬直が直った直後に無敵時間等が設定されていないため、ボス戦とかでヘンに連続で大ダメージ喰らったりとかするのはちょっと...と思ったりもしたけどまさに新世代にふさわしいアクションゲームになったのではないかと。あーそうそう、ラストステージのアレは...個人的には別ゲームになったと感じたけど、まあこれもカプコンらしさかねぇ。
ネタバレはナシで書くけど、中盤のボス戦がかなりキツくて、かなり盛り上がった。弱点というかボスを倒す手順を考えていく過程とか、あとサーマルエナジーという、「時間延長可能なタイマー」 が付いているため、あまりモタモタもしていられないー、とか。
お話は、まぁ、ルカとかは「FFVII AC」 のティファにも通じるデフォルメのうまさがあるけどやっぱり演技力が乏しいというか不気味の谷というか。素人目にはこの辺、顔の表情をモーションキャプチャして...とか考えがちだけど多分そんな簡単な話ではないんだろうナァ。そういう意味では「HL2」 の登場キャラクターの表情の多彩さは群を抜いているのか。で、肝心のお話自体、まぁ、一応アクションゲームを成り立たせる程度には存在しているかな...程度かなと。登場キャラクターの演技の問題もあってあんまり感情移入とかはできなかった。
あと舞台設定でどうしても分からないのが、雪と氷に閉ざされている星なのに、普通の気候だった頃に動いていたと思われる普通の乗用車や朽ちた建造物などがある点。過去に一度入植に失敗し...とあるのだけど昔は温暖な気候だったのかなぁ。
ローディング自体は全体的にすごく短くてあまり読み込みを感じさせない。速いです。カプコンは物理エンジンこそhavok 使ってるけど、3Dエンジン時代は内製したというし、さすがの技術力ですなぁ。爆発とか煙とかの表現がよい感じです。
オンライン対戦は、「データポスト争奪戦」 が一番バランスが良さそうな印象。「フォックスハンティング」 は逃げ役のプレイヤーが逃げ切った場合に入るポイントが結構大きいのと、上手くやれば? 一瞬で勝敗が決してしまうため、一部のプレイヤーのポイント稼ぎ(MMORPG で言うところのPL プレイ) っぽいことが出来るなー、と思った(実際ソレっぽい一団を見かけた) のであまり積極的にはやらないかも。
あと、ボイスチャットはプライバシーに配慮してフィルタをかけることも出来たりするのですが、「ぶっ殺してやるよオラー!!」 とか威勢の良いことを言いながらもフィルタかけてますか、みたいなプレイヤーが居たりしてもんにょり。気持ちは分かるけどそこまでストレートに悪意とか敵意とかださんでもと。ゲーム中は誰が喋ったか、とか分からないからああいうプレイヤーを排除することも出来ないしなぁ。
今はターゲットマークとかいうのをチマチマ集めて実績ため中。といっても攻略サイトみながらだけど。こういうのナシに探すのは多分無理だ。
というわけでまだまだ楽しめそう。